MINATO’s blog

あった事を 思い出すままに書き残していくだけです 

葬儀がありました

0時過ぎに横になったものの 母と別れるのが嫌で 明日が来なければいいと本当に思った やはりなかなか寝られず ようやく寝られても何回も目が覚めてしまい その度に母に会いに行きました 会場で3番目の叔父が寝ていたので 起こさないように静かに手を合わせました 親族控室で布団を敷いて休むように 何度も言ったのですが やはり母を1人にしておかないようにしてくれたのでしょうね 
今日は9時半から葬儀があるので まず7時半に打ち合わせがあるそうです 朝6時半に起床して 着替えや身支度を整え ベッドルームを片付けて 荷物をもって親族控室に行き 時間になったので 母に挨拶をしに行き ロビーに行きました 7時半になり打ち合わせが始まりました 
司会者との打ち合わせだそうで 母が歩んできた人生や人柄や思い出など 姉や私が子供のころから現在に至るまでの さまざまな事を聞かれました 一緒にいた1番下の姪にも「どんなおばあちゃん?」「一緒に行って楽しかった事は何だった?」と聞いていました 色んな事が思い出され 姉妹で泣きながら答えました 弔電が届いたので その紹介順や名前の確認
終わってホッとして 朝食を食べようと思ったら 次回打ち合わせは8時半との事 もう7時55分なのに・・・ 大慌てで旦那と朝食を食べていたら 義兄たちみんなが来ました 食後に急いで着替えて 会場に行きました 走り回る私を見て 叔父が「えらい忙しそうね」というから 「また打ち合わせだよ」と言ったら 「そんなにあるんだね」と言われました 
打ち合わせが始まり 昨日とほぼ同じ内容でしたが 今日は喪主挨拶 出棺があるので そのあたりの説明もありました その後会場にしばらくいたら バイオリン奏者の方が入ってこられ 演奏を初めてました 通夜はBGMはCDをかけますが 葬儀は生演奏と言ってました 母が好きだった曲も演奏してくれるそうです
 少し時間があったので 母にもうすぐ式が始まる事 好きな曲を演奏してくれる事などを伝えに行きました 義兄のお母さんと1番下の姪も 母に会いに来ていました もう今日本当にお別れなんだと思ったら 涙が出てきてしまいました 姉も泣いていました
徐々に参列の方がみえて Hさん夫婦もきてくれました 少しお話をして Hさんは付き合いも長く 親戚とほぼ同じ状態なので 親族の1番近い席に座っていただきました 他の方とも少し話をして 席に着きました 9時半になり葬儀・初七日の法要が始まりました 徐々に式は進んでいき 昨日と同じように参列の方の焼香の時には 姉と2人で立礼をしました 式は滞りなく済み 喪主挨拶があり 喪主である姉の横やや後ろ気味に立って 皆様にお礼をしました 
その後お別れの準備に移りました 準備中に弔電の紹介や 朝打ち合わせた母の人生史 娘や孫たちとの思いでなど紹介されました 母の棺が前の方に来て 蓋を開けてもらいました 案内されて棺の近くに行きました 末期の水を私が誕生日プレゼントにあげた 牛乳焼酎でしてもらうことになっていて 担当の方がグラスに入れて持ってきてくれたので 姉が受け取ったのですが 私にそのまま渡してきて「先にどうぞ」と言い始めました 姉が先にするように言ったのですが いいわと言ったので 先に行い 姉に渡しました
その後も誕生日プレゼントにあげたお菓子や 取っておいてくれた手紙 お花や 自分たちが折った鶴など 姉も私も 姪たちも泣きながら たくさん棺に入れて 母と最期のお別れをしました もう最期の最後に母の頭や顔に触れてお別れをしました 親族みんなで母の顔に白い布をかけて 蓋を閉じました 最後に姉が花束を上にのせて出棺となりました 出棺の準備になり姉は位牌 私は骨壺 1番下の姪が遺影を持って 前の方に案内されました 1番上と真ん中の姪は出棺の時 棺を運びたいとの希望で そちらに参加しました 担当の方の案内で ゆっくりと前に進み 霊柩車の入口の横で並んで待つように言われました  母がみんなの手で運ばれてくるのが見え 霊柩車に乗り 皆さんに一礼をしました
姉は霊柩車に乗って斎場に行くので 親族は全員バスに乗りました 私は初めの方に乗ったのですが 骨壺を持っているので ゆっくりと乗りました 叔父が「1番前に乗った方が良い」と言ったので 確かにそうだなぁと思い 入口近くの席に座りました 両手が塞がっているので旦那にシートベルトを締めてもらいました 会館を出発し 高速に乗って斎場に向かいました 斎場に向かうのに高速に乗ったのは初めてでした
斎場に到着し 母の棺が運ばれてきました 1人1本ずつ線香を配られたのですが 骨壺を持ったままなので どうやって持ったらいいのかわからず 一瞬戸惑っていたら 旦那が骨壺を下から持って 抱きかかえたら良いよとアドバイスをくれました 線香を受け取り みんなで棺の上に置いて 合掌したらもう母は行ってしまいました 今まで参列したことがある斎場は 1人ずつ焼香する時間があったのに あまりにあっけなく あっという間なのにビックリした 炉の前に姉と2人で並んで母を見送りました ずっと骨壺を持ったまま 母を見送らなければならなかったので 合掌する事も涙を拭くことも出来なかった 少しの間そこを離れたくなくて ドア越しに母へ「今まで本当にありがとう」と声をかけ 休憩室に行きました 休憩室で 買ってきておいたお茶やお菓子を振る舞い 少しの間休んでもらいました 
1時間半くらい経って 収骨の案内がありました 収骨の説明があって その時に 喉ぼとけのお舎利様の説明もあり 骨壺に入れるか 別の小さい仏壇ケースに入れるか聞かれ 姉が「別のケースにお願いします」と答えました 東海地方での収骨は2人で1つのお骨を挟む 部分収骨スタイルなので まず姉と私で行いました それからみんな順番に行い 最後にまた姉と私で最後のお骨を挟んで入れました 最後に姉が喉ぼとけのお舎利様をケースに入れて 職員の方が綺麗に整えてくれて 収骨が終わりました 伯母や叔父はこのスタイルの収骨は初めてなので 驚いていました  
また姉が位牌を 私が母を抱きかかえて お舎利様は1番上の姪が抱えて 会館にバスで戻りました 会館に着いたら 担当の方が母を受け取って 食事の会場に連れてってくれました Hさんが「もう初七日の法要済んでるし 食事だけだから あとは親族の皆さんでゆっくりして」と帰ろうとしていたので 「もう準備したから食べていって」と何回か話したら 「じゃあお母さんと過ごさせてもらうね」と座ってくれました 母の話や近況の事 色々な話をしました 伯母や叔父と携帯番号の交換もしました 今までは母を介して連絡を取っていましたが そんなに連絡する事は今までもなかったけど これからは自分たちで連絡しないといけないからね 時間までゆっくりとしてお開きとなりました 
Hさん夫婦を玄関まで見送り 親族控室に行って 着替えたり 荷物をまとめて 帰る準備をしました 義兄が叔父2人を駅まで送って行くそうで お礼を言い見送りをしました 今夜は名古屋駅周辺に泊まり 明日熊本に帰るそうです 姉妹で話し合って 母を私が連れて帰ることになりました 
伯母はまだ駐車場にいたので 少し話して お礼を言って お見送りしようと思っていましたが 犬の都合でまだ出発に時間がかかるから 先に帰っていいよと言われ しばらく待っていましたが 先に失礼する事にしました 義兄たちも帰ろうとしていましたが 姉だけ実家に来ることになって 先にしなければならない事や今後について話し合うことになり 実家に行きました 実家でやるべき事を先にやって 今後の事を話し 明日10時半頃に実家に来るそうで 今日はもう帰ると帰っていきました そりゃしんどいもんなぁ
後でふと思ったのですが 今まで葬儀に参列するときには お別れの時間の時にかかる曲を意識して聞くようにしていたので 母の時も聴くつもりでいたのですが 何が演奏されていたのか そもそも音を聞いた覚えがなかったのです 葬儀が始まるまでの間にも 母が好きな曲は演奏されていましたが お別れの時 何が流れていたのか 全く覚えていませんでした それどころじゃなくなっていたんでしょうね
姉が帰った後休憩をして 買い物に行き 夕食を食べて早めに休みました やはりまだ母が実家にいるような気がして へんな気分でした 実家に泊まっているので たくさん思い出が詰まっているから 色々考えたり 思い出したりで なかなか寝付けなかったのですが 疲れていたようで 知らないうちに寝ていました